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「地元で生産されたものを地元で消費する」という「地産地消」は、消費者の食に対する安全・安心志向の高まりを背景に、近年広がりを見せています。JAでは大型直売所のオープンが続き、学校給食への地場野菜の供給など、積極的な取り組みが県内でも行われています。
また、スーパーや量販店、一般企業も「地産地消」に目を向け、消費者への認知度が次第に上がりつつあり、「地産地消」や「食育」などに係わるさまざまな活動が行われる中、一歩進んだ「生産者と消費者の相互理解を深める取組み」も始まっています。
今回はその一例として、「80km圏内の食材を80%以上用いた みぢかなごはん」をコンセプトに掲げる横浜市中区のスープ&デリショップ「80*80(ハチマルハチマル)」を中心に円を描く「地産地消」をレポート&リレー形式でご紹介します。 |
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| 平成16年のオープン以来、安心な食事の提供と生産者と消費者の距離を近づけたいというしっかりとしたコンセプトを持つ横浜市中区の「80*80」。同店オーナーの赤木徳顕さんにお話をうかがいました。 |

「80*80」オーナーの赤木さん |
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ありがとうございました。次はこの方へバトンタッチです! |
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| 赤木さんが食材を仕入れているJAさがみのファーマーズマーケット「わいわい市」の菊地店長にお話をうかがいました。 |
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Q.「80*80」の赤木さんと面識は?
もちろんありますよ。お店の話を聞き、「80*80」のコンセプトは「わいわい市」と同じ「地産地消」ですからあっという間に意気投合してしまいました。
Q.やり取りなどもありますか?
「今度こういうメニューを出したい」という赤木さん提案に、「それならこういう野菜を用意しておくよ」というやり取りはしばしば。どんな物が喜ばれるのか考えてこちらから提案したりもします。
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| 常連客の多くはお気に入りの生産者の野菜を目指して来店されるそう |
Q.「わいわい市」の出荷者の皆さんにも励みになりますね。
そうですね。生産者の方だって、ただ作って売るだけというよりも自分の作るものがどこで誰にどんな風に食べられているのか分った方が断然嬉しいと思いますしね。
Q.わいわい市で野菜を仕入れるプロの方は結構いらっしゃいますか?
はい。地元をはじめ東京からも来ていただいています。プロが買いに来てくれるというのは評価されているということですし、当初からそういう店にしたかったので嬉しいです。
Q.直売所はまさに地産地消の発信基地。
オープンから丸2年、感じていらっしゃる手ごたえと今後の抱負をお聞かせください。
今、直売所は非常に受け入れられていると感じています。我々もスーパー慣れしているお客さまに「旬」を理解してもらうということを強く意識し、頻繁に売り場のレイアウトを変えてアピールしています。
また、生産者の皆さんには自分たちでどうやったら売れるのかをどんどん工夫し、マーケティング技術を磨いてほしいですね。それをプロデュースするのが私たちの仕事だと思っています。 |
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ありがとうございました。次は生産者の清水さんへバトンをつなぎます! |
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「80*80」の赤木さんも「この方の野菜を好んで買っています」と語る、生産者の清水昇さん。
清水さんは、親子3世帯で小カブ、ニンジン、大根、ネギ、カボチャなど露地野菜栽培に取り組み、市場と「わいわい市」へ出荷されています。 |
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Q.清水さんは、「80*80」の取り組みはご存知でしたか?
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| 「疲れたら休ませる、元気がなかったら栄養を与える。畑も基本は人間の体と一緒ですね」と清水さん。2年前に就農した長男・俊朗さんと |
はい。菊地店長を通じて赤木さんとお会いしたことがあります。我々は一生懸命作るから、お店からは情報発信をしていって欲しいですね。
Q.生産者として消費者の顔が見えるということ。また、いろんな反響があることについてはいかがですか?
とても嬉しく励みになりますね。でもその反面、大変なプレッシャーになっているのも事実です。赤木さんのようなプロの方はもちろん、消費者の皆さんは「おいしかったからまた買おう」と思ってくださっているので、味を保つことが求められます。
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| 清水さんの野菜は「わいわい市」のお客さまにも高い評価を得ている |
Q.厳しい面もあるということですね。 はい。例えば、今までその作物を作っていなかった畑で新たに作るとします。農産物というのはちょっとした土や時期の違いでも味に変化出るもの。そういった変化まではお客さまには通じませんから、我が家では必ず自分たちで試食をし、味に納得がいったら出荷するように心がけています。
Q.生産者の清水さんが考えるこれからの「地産地消」とは?
地産地消の形はこれから変化していくと思います。直売所は今後も増えるでしょうし、「鮮度」だけを売っていては難しいと思います。
Q.キーワードは何でしょうか?
何よりも「おいしい」ということが人を引き付けるものだと思うので、我々生産者は、種苗メーカーの傾向や品種の特性などを見極めて栽培していかないといけませんね。
よりレベルアップした直売所をJAとともに目指していきたいと思っています。それこそが今後の消費者の期待に応えること、また地産地消を本当の意味で浸透させるために私にできることだと思っています。 |
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ありがとうございました。
「地産地消」が今後より一層、「人と人のつながり」の中で
広がっていくことが期待されます。
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全農神奈川県本部 |